クラリネット下管折れ修復
クラリネット下管折れ修復
下管のジョイントが無残に折れています。
折れた部品がかなり残っていたので接着してみると、それでもかなりない部分がありました。
コルク巻きをはずして、新たに洋白でジョイントを作ります。
洋白の丸棒をジョイントの径に合わせて外と中を削ります(これがすっごく大変です)。
もう1つジョイントの先につけるリングも作りました。
ジョイントに使う部分には管体に食い込ませる方にのこぎりの歯みたいなものをつけます
そして作ったジョイントを回しながら食い込ませていきます(今回は3mm位食い込んだと思います)
管体と金属を接着してジョイントの穴の開いた部分にはグラナディラの粉を盛って接着してやすりで仕上げました。
ジョイントの先につけるリングを接着してコルク巻きをして曲がったkeyを元に戻し切れたタンポを新しくして、バランス調整をして仕上がりました。