ファゴット手テナージョイント管切り
ファゴットテナージョイント管切り
このファゴットはかなり古い年代のものでキャバールというメーカーです。
テナージョイントとダブルジョイントの音程の差がかなりあるそうで、5mm位テナージョイントが長いそうです。
そこで4mm程菅切をすることになりました。
まず、ジョイント部から上に4mmのところに印をつけて、のこぎりでカットします。この時ジョイントの直径までのカットになります。
ジョイントに合わせてみると4mm程隙間が空きます。そこでジョイントの先を4mmカットします。
カットした面をやすり掛けするためにドーナッツ状に紙やすりを切り、ジョイントを組み立ててやすり掛けをします。
平らになった面にオイルステンを2度塗りします。
ジョイントリングを作ります。今回は削り出しではなくリングと円盤をロー付けしました。
リングをジョイントにつけてやすりで平らに仕上げます。中心に穴をあけてジョイントに組み立てます。
ジョイントはこれで仕上がりになりますが、ジョイントカットしたためにkeyに弊害が出ないかチェックしました。
この楽器では弊害は出ませんでした。